まさに最高のウィーン: ウィーン国立オペラ座
ウィーン国立オペラ座:
Opernring 2, 1010 ウィーン
「リンク通りのファーストハウス」ウィーン国立オペラ座はウィー ンのオペラハウスの最高峰であり、世界屈指のオペラ歌劇場の ひとつです。1869年、モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」でこけ らおとしが行なわれました。グスタフ・マーラーやリヒャルト・シ ュトラウス、ヘルベルト・フォン・カラヤン、カール・ベーム、ロリン・マ ゼールなど著名な作曲家、指揮者が監督として活躍しています。 ウィーン国立歌劇場管弦楽団やウィーン・フィル管弦楽団はもと より、ウィーン・モーツァルト・オーケストラも定期的に国立オペ ラ座で公演を行っています。
ウィーン国立オペラ座
地図
歴史 - ウィーン国立オペラ座
ウィーン国立歌劇場はオーストリアのウィーンにある歌劇場。1920年まではウィーン帝立・王立宮廷歌劇場 と呼ばれていた。レパートリーシステムをとる。
歴史
ウィーンはドイツから北イタリアを支配していたハプスブルク君主国の首都であったため、ドイツ・オペラのみならずイタリア・オペラにとっても中心的存在であった。その帝都の威信をかけて発足した歌劇場であり、精力的な上演活動によってたちまち世界のオペラをリードする位置にのぼり、現在に至っている。ただし、モーツァルトの時代には間に合わず、その後のドイツオペラをリードしたヴァーグナーやリヒャルト・シュトラウスの初演拠点にもならなかったこともあり、有名作品の初演歴という点ではドレスデンやミュンヘンに一歩を譲っている。
専属オーケストラであるウィーン国立歌劇場管弦楽団が、世界でも一、二の人気を争う(英「グラモフォン」誌や日本「レコード芸術」誌のオーケストラ・ランキングでは常に3位以上を維持、歌劇場管弦楽団を兼ねる団体でこの位置に入った例は他に無い)オーケストラであるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の母体である。
歴代の総監督には作曲家であるリヒャルト・シュトラウスやグスタフ・マーラーも就任している。その他の総監督もその時代を代表する指揮者である。ヨハン・シュトラウス2世も指揮している。
ドイツオペラとイタリアオペラの両方をカバーするという点では、逆の立場(オーストリアの支配を受けていた)にあったミラノのスカラ座にも同様の性格はあるが、古くからイタリア人スター歌手も多く専属化するなど、ウィーンの国際性は一段と徹底している。
歌劇場ではオペラやバレエの上演のほか、何十年にもわたって上流階級によるオーパンバル(オペラ座舞踏会)にも使用されている。
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